第6課 形容詞

 いままで学んできた言葉は、名詞すなわち物の名前でした。この課では名詞を修飾する言葉を学びます。その幾つかは既に学んでいます。即ち
ora 健康な ngenge 疲れた pai 良い
nui 大きい mate 病気の reka 美味しい
kaha 強い hiakai 空腹の hiamo 眠い

 さらに練習で使う形容詞を付け加えると、
kino 悪い iti 小さい paru 汚い
o mona 太った nohinohi 小さい mau  雨がちの
roa 長い tu ai やせた makariri 寒い、冷たい
a 白い、清潔な tere 速い wera 暑い、熱い
o hio 賢い po rori 遅い
u are 愚かな po turi 遅い

 さて、前の章で既に学んだ名詞と一緒に形容詞を勉強しましょう。ただし、マオリ語では形容詞は名詞の後ろ、即ち形容詞が修飾する単語の後ろに置かれることに注意しましょう。例えば、
一人の太った赤ちゃん he pe pi mo mona
 一人の愚かな子供 he tamaiti ku are
 一つの美味しい食べ物 he kai reka
 その大きな男 te tangata nui
 この長い家 te nei whare roa


練習32
マオリ語に翻訳しましょう。
1 その白い自動車 6 その眠そうな先生
2 その遅い馬 7 その空腹な猫
3 その賢い犬 8 その小さな少女
4 その雨がちの夏 9 その強い女性
5 その寒い部屋 10 その疲れた父


練習33
日本語に翻訳しましょう。
1 Tea  ra kau roa 6 Enei tamariki paru
2 Te nei tamaiti kino 7 Tea  poti po turi
3 Tea  ho iho tu ai 8 He wai wera
4 Te taitama hiakai 9 Ea  ta ngata mo hio
5 He pa oro nui 10 Ea  ika mate


練習34
マオリ語に翻訳しましょう。
1 その大きなベッド(複数) 6 あの愚かな夫
2 その速い自動車(複数) 7 この良いミルク
3 これらの太った馬たち 8 一つの長い名前
4 それらのやせた犬たち 9 この美味しい魚
5 その賢い猫たち 10 あの悪い話


 練習32、33、34のマオリ語の文を使って、形容詞の前にtinoを付け加えてみましょう。すると「とても」の意味になります。例えば、
he pe pi tino mo mona とても太った赤ちゃん
he tamaiti tino ku are とても愚かな子供
he kai tino reka とても美味しい食べ物
te tangata tino nui とても大きな(又は最も大きな)男
e nei whare tino roa とても長い家


口頭練習と暗唱
ea  koe,e hoa. こんにちは、お友達
ea  koe,e tama. こんにちは、お兄さん
ea  koe,e kui. こんにちは、おばあさん
ea  koe,e koro. こんにちは、おじいさん
ea  koe,e whae. こんにちは、お母さん
ea  koe,e ko こんにちは、お嬢さん
ea  koutou katoa. こんにちは、皆さん
o  hea koe? あなたの出身はどちらですか?
o  Ta maki Makaurau. オ−クランド出身です。
o  hea te kuia? そのおばあさんはどちらの出身ですか?
o  Rotorua au. 私はロトルアの出身です。
o  Whangarei ia. 彼はファンガレイの出身です。
a na ano 彼がかわいそう。


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